第75回日本医学検査学会

ご挨拶

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この度、第75回日本医学検査学会を2026年9月26日(土) 27日(日)の2日間の日程で、北日本支部を代表しまして青森県臨床検査技師会(以下、青臨技)が担当して開催させていただくことになりました。

会場は千葉市の幕張メッセ、東京ベイ幕張ホールで行うことといたしました。日本各地からのアクセスも良く、他の学会・研修会では馴染み深い会場と思われます。開催地は千葉市ですが、春夏秋冬の美しくも厳しい地形・気象条件に日々挑む「青森県の魅力」も皆様にお伝えできるように準備しております。

有意義な学会となるように青臨技および関係者一同で準備を進めて参ります。

学会のテーマは「今、命を未来へつなぐ。イノベーションへの架け橋」といたしました。医療AI、医療DX、目覚ましい技術革新の時代の中、「命」を改めて見つめなおす時代がきたと感じます。法改正により臨床検査技師の業務に10の行為が追加され、タスク・シフト/シェアに関する厚生労働指定講習会を修了した臨床検査技師は、活躍の場を拡大、展開し始めました。へき地・離島における臨床検査が日進月歩で進む技術革新により、時間と距離の障壁にどうのように関わっていくのか等、今回の学会内容では臨床検査技師ならではの職能を活かし、患者への貢献、臨床検査の発展に繋がるような学会にしていこうと計画しています。

なお同会場・同時期開催となる「第36回世界医学検査学会IFBLS:開催期間2026年9月23日~9月27日」は、日本で10年ぶりの開催となります。ちなみに青森県が前回、本学会を担当したのは、昭和37年1962年であり、実に64年ぶりとなります。本学会では国際交流の場ともなり、貴重で特別な時間を過ごすことのできる学会期間になるものと確信しています。

皆様とお目にかかることを青臨技会員一同、とても楽しみに致しております。ぜひ多くの方々の参加をお願いいたします。

2025年7月吉日

学会長 奥沢 悦子
八戸市立市民病院 診療局 救命救急センター

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